全文検索、より早く、簡単に。

Railsで全文検索と言えば有名なのがacts_as_searchable。加えて、acts_as_ludiaも登場。この二つを軽く見比べてみる。

acts_as_searchable

• 全文検索エンジンはHyper Estraier
• 導入はPorts一発

メリット

• RDBMSに依存しない
• DBサーバと検索サーバの分離が可能。DBで手一杯の場合検索サーバを外に追い出せる。

デメリット

• Rails側と別にestmasterを常駐させる必要がある
• DBと全文検索インデックスを別々に管理しなければいけない

acts_as_ludia

• 全文検索エンジンはSenna
• 導入はPrivate Portsが必要

メリット

• 検索インデックスはDBに含まれる
• 全文検索エンジンを意識しなくていい

デメリット

• RDBMSはPostgreSQLしか使えない*1
• 検索サーバとDBサーバは同一になる。DBと検索が1台のリソースを取り合う恐れ。

こんな感じかな。検索エンジン自体の性能は考慮してない。どちらも一長一短で、迷ったらもう気分で決めちゃうのが手っ取り早そう*2。導入事例のネームバリューで決めるなら、SennaはGREEやはてな、Hyper Estraierはmixiが使ってるそう。どちらも優劣付けがたいか。

*1:他のSennaバインディングを使えばMySQLとかも使えるけど、acts_as_ludiaじゃない別のプラグインが必要なはず。

*2:なんていい加減な。