雪華舞台での『ランダムトークが足りない』問題について

雪華舞台におけるキャラクター(出演者)は、予め書かれたランダムトーク集(脚本)から内容を無作為に取り出して再生する、というよくある仕組みで動いてます。が、この方式だと脚本のボリュームによっては同じトークしか再生されずに飽きるという問題が出てきます。
雪華舞台のランタイム(舞台)はこの問題を和らげるために、単一の出演者を連続して表示しないように設計されています。
舞台に場面が再生されるまでの動作は次のとおりです。

  1. イベント(タイマーによるランダムトーク指示や、ランタイム初期化完了など)が発生
  2. 登録されている出演者のうち、該当イベントに応答できる(=そのイベント用の場面が脚本に含まれる)ものを抽出
  3. 抽出された出演者群から一体を無作為選択
  4. 場面を再生

このようにトークの候補を全ての出演者に求めるため、個々の脚本のボリュームが薄くとも(十分な数の出演者が存在すれば)再生される内容のバリエーションを全体としては確保することができます。