今後の課題。

月燈火は複数の推奨ページ選択機能を持ってはいますが、ユーザベースが少ない現状では文書の類似性をもとに選択する方式を一番強く効かせています。
この方式、上手く動いてはいるのだけど同じ事を述べる記事を無闇に取ってきてしまう問題がある。たとえば先日のAndroid公開直後、エントリを一本書いた上でいくつかのニュース記事を登録しました。結果、ユーザページ1枚目はSDK公開を報じるニュース記事で埋め尽くされることに。
サービス開始前の実験ではもっと過激な現象が出ていた。推奨ページ一覧が全部GIGAZINEで埋まるとか。確かに面白い記事は多いんだけど、1面全部が同一サイトのコンテンツしか載らないならそのサイトのフィードを読めばいいわけで、システムの意義が失われる。
ロジック上同一サイトのページに過敏な反応するのは避けられないため、対策として今は同一サイトから選択出来る上限を課してる。一定の効果を上げてはいるものの、あくまでサイト単位の制限なので複数サイトにまたがって同じ話題が載る状況には対応できない。
理想的には同じニュースを報じる記事は一つで良く、速報を登録しておけば続報は通知、速報の前に出ていた予想記事なんかは無視されるのが望ましい。なんだけど、実現するには話題の判別が必要で、難易度は高い。