次のステップへの準備。

ウチのサービスでは、ユーザ認証にOpenIDを採用している。

この形だと、各サービスのユーザアカウントは独立なため、たとえば読書びよりを使っている人がカケラの樹を使おうとした際、別途OpenIDログインをする必要がある。また、OpenID認証を要求して、認証情報を受け取る機能も別々に実装されており、新しい機能を共通で入れようとするとそれぞれに改修が必要。
このように、いくつか問題がある。そこで、次のKitaguchiプロジェクトでは各サービスから共通に呼び出すための認証機能を実装したアプリケーションを作ることに。
このプロジェクトの完了後はこんな形になる。

これははてなとかライブドアとか、複数のサービスを一つのIDで扱えるようにしてるサービス群と同じ形で、どれかのサービスを使い始めればほかのサービスもすぐに使えるようになるのが最大のメリット。
ほかにも、認証機能を一カ所に統合できるので今よりも手の込んだ認証方法の採用もやりやすくなる。手始めにKitaguchiプロジェクトでは、複数のOpenIDを一つのプロフィールに結びつけ、どのIDを使ってでも同じユーザとしてログインできる機能を付けようと考えてる。OpenIDとサービスのアカウントが一対一で結びついている今の形だと、もしOpenIDを提供しているサービスがつぶれるとサービス側のユーザアカウントも道連れになってしまうけど、複数のOpenIDで一つのアカウントに入れるならば道連れになるリスクが減らせて、より安全に。