場と道具と。

Webアプリケーションは、ユーザーとサービスの関係で分類すると次の2タイプに分けることができると思う。

前者は掲示板とか、SNSなど。後者はGoogle Docsや各種のフィードリーダなど。「雨上がりの青空を探して。」で開発、提供しているのもこっちのタイプ。この2つ、同じWebアプリケーションと言っても特性が大幅に違う。


前者で重要なのはとにかくヒト。ユーザーベースが小さい状態では能力が発揮できず、魅力に乏しい。ユーザーが集まれば加速度的に蓄積されたコンテンツは増える。
後者は極端な話、ユーザーは一人でもフル機能が発揮されうる。ユーザー数にサービスの魅力が連動しない。
個人ベースで制作する場合、後者の方がサービスの立ち上げは容易。アルファなんとかであるならいざ知らず、大多数の日曜デベロッパーにとってはユーザーベースの確保が大きな障害となる。


しかし、困難ではあるけれど「場」を提供するタイプのアプリケーションは軌道に乗れば加速度的に発展するし、面白いチャレンジだと思う。機会があればやってみたいな。