書く、手助け。

NetBeans6.1によるRuby on Rails開発環境構築手順書:CodeZine
この記事を参考に、NetBeansRailsサポートをテストドライブしてみました。Tiger(OS X 10.4.11)ならJDKのインストールは不要で、即NetBeansのインストールをすれば準備完了。
Railsの環境は既にMacPortsとgemで構築済みなので、おもむろにツール-Rubyプラットフォームを開いてしばらくするとインストール済みのRubyとgemを認識してくれる。もしされなかったら、自動検出ボタンを押せばよさそう。それでも駄目なら手動登録。
終わったら、ファイル-新規プロジェクトで既存のソースを使用したRuby on Rails……を選んで次へ、プロジェクトフォルダとして既存の作業コピーを選択してプロジェクトを作ってやると、今まで使ってた作業コピーをそのまま使いながら、IDEでの開発ができるようになる。
ひとまず覚えた小ネタは、コントローラを開いて、あるアクションにカーソルを置いた状態でコマンド+シフト+Aを押すとそのアクションのViewが開く。もう一度押すとコントローラに戻る。また、メソッド名とかを書きかけでコマンド+\を押すとコード補完がかかる。簡単な解説も付いてくるのでうろ覚えな時に便利。
ツールバーの三角ボタンを押すと、Mongrelが起動して動作確認が出来る。
プロジェクトのコンテキストメニューから、データベースのマイグレーションが掛けられるけど、これ、2.1からの新しいマイグレーション方法に対応してないみたい。ロールバックを繰り返すとなんかおかしなことになるみたいなので、いまのところrake db:migrateはターミナルから手動でやった方がよさそう。
Subversionの作業コピーをそのまま使ってプロジェクトを作ったら、メニューからバージョン管理が出来る。差分はグラフィカルなDiffなので見やすい。ただし、今のところコミットログに日本語を書こうとすると化けた上にコミットに失敗する。書く場合はやっぱり、ターミナルからやった方がいいかな。多分英字のみなら大丈夫。
フル仕様のIDEにしては、割と動作は軽快です。それでもエディタ+ターミナルの組み合わせに比べりゃパワー持って行かれるから、遅い機材だとちょっとつらい。それでもエディタのコード記述支援がよくできてるから、便利そうです。