広い場所を作る

システムドライブの空きが慢性的に1GB以下になってて非常にうっとうしかったので、外付けのHDDを買おうと思い立ったんです。換装って手もあるけどiBookはばらすの邪魔くさいらしいし、外付けでもポータブルなら持ち歩けるからこれで良しとする。2.5インチのは高価いし遅いし小さいけど、3.5インチの持ち歩くのもそれはそれでダメっぽいので目をつぶる。
iBookに繋がるポータブルなので、インターフェースはUSB2.0FireWireの二択になる。そして、USBは色々と使う機器があるからこれは温存して、出来れば遊んでるFireWireの方がいい。FireWireで繋いだ方が、USBで繋ぐよりもCPU負荷押さえられてかつ速いし。難点は、FireWireに繋がるのは高価くて種類が少ない点と、ポートを備えたマシンが少ない点。USBの方が種類豊富で安いし、付いてないマシンもないからどこでも使える。
さて、実際に買おうとショップへ。下調べ通り、既製品のFireWire対応の奴は高価い。USBの奴と比べて同容量で倍近かったりする。やっぱりUSBで我慢するかな、と見てたんだけど、バルクのHDDとケースを組み合わせれば安く抑えられそうだったので、その作戦に切り替える。
買ったのは、日立のHTS541680J9AT00、80GBのHDDとmatheyのiTouchA(MIRH-25F4UG)というケース。FireWireUSB2.0のデュアルインターフェース。総額は同クラスのメーカー製USB2.0ポータブルよりも安いくらい。デュアルだからUSBしかないマシンでも使えて、iBookでならFireWireで使えるから完璧。
買ってきて、組み立て。ケースを開けて、HDDをコネクタに差し込む。
いざネジで固定しようとした瞬間。
……ネジが付いてない。
さて困った。買ったパッケージは微妙に展示品だったので、店の人が戻し忘れたのかな?とも思ったけど、箱の内容物リストにはネジって書いてない。ケース本体に付いてる扱いなんじゃないかな〜、とも思ったけど、無いんだから仕方ない。店に引き返して聞くか?
また出かけ直すのも面倒だったので、どこかからネジを調達する作戦。古い、使わなくなったデスクトップ機が転がっていたので、これからネジを取ろう。PC周りのネジって規格一緒だから、これでも大丈夫だよね。
しかし甘かった。そのマシンで使われてるネジ、全部ワッシャーが付いてたんだけど、これをそのまま持ってくるとワッシャーが邪魔でケースが閉まらない。なんてあほくさい。
仕方ないので別手段。がらくた箱の奥に、昔々、PC-98時代に買ったネジとかジャンパピンとかのセット箱が入ってたのを見つけて、ようやく解決。てゆか、最初からこれ買ってあったの思い出そうよ自分。そこからネジ取って、突っ込んで、ケース閉めて、FireWireで接続。


妙なところで引っかかったけど、まっさらな80GBのストレージが手に入った。ケースに自分でHDD入れる場合、メーカー製みたいに省電力の工夫がなかったりでバスパワードでは動かない場合があるけど、今回は全く問題なし。iBookFireWireポートからの電力で順調に稼働しています。